丸山隼人。
本名よりも愛称で知られるバブルス。近年では斬新な遊び場であるボウルをプロデュースし、GENTEMSTICKではINDEPENDENTとMANTARAYの両シリーズをディレクションする立場にある。
最近のライディングは映像作品『PUBLIC SENTIMENT』や『ICON』シリーズで数多くみることができる。いずれもがナチュラルフィールドにおけるフリーライドであり、ノートラックの雪面に迷わず筆を入れ、吹きだまりを蹴散らし、マッシュをはじめとした雪の塊をブチ壊す様に、彼の気質がよく表現されている。自然地形はトレースしたいが同調するだけじゃ物足りないと、何かを見つけた暁にはきっちりと破壊に及ぶのだ。
そうした心持ちは出身地が新潟県であることに起因する。長岡で生まれたことはバブルスに大きく2つの影を落とした。ひとつが伝説的スノーボードショップ『メローズ』と出会うことで遭遇した、スケートボードを代表とするパンクな西海岸カルチャーによる趣向性。もうひとつが標高の低い新潟のスキー場で磨かれた手癖ともいえる滑走スタイル。だから当て込みもサーフィン的なカーブではなく、スケートライクなグラインドなのである。
ツインチップ世代なことからINDEPENDENTに愛着を感じ、フリーライドに没頭するたびにMANTARAYのポテンシャルに夢を見る。10代の頃から国内外のスロープを経験してきたが、ここ数年は2つモデルからスピンアウトしたスティックを入れ、計4本を懐刀に国内のグッド・スノーを味わってきた。長岡から長野へ拠点を移して迎えるこの冬はどんなシーズンになるのだろうか。今から分かるのは雪が良くても悪くてもとにかく滑り倒すことである。
それがバブルスの流儀なのだから。
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Hiroyuki Yamada
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Kage