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2017-2018 MODEL

MAGIC38

ACCEL CAMBER

MAGIC38はSPEEDMASTERの乗り心地をそのままに、日本の山々の実情にあわせた取り回しの良いレングス。基本設計に多くの時間を費やしているだけにファーストプレスから素晴らしいクオリティーで完成。非常にバランスの良いボードに仕上がっている。
Model
MAGIC38
Length
1680 mm
Running Length
1119 mm
EF.edge
1289 mm
Nose Width
300 mm
Waist Width
250 mm
Tail Width
296 mm
Sidecut R.
8330/8080 mm
Setback
-30 mm
Tapered
2 mm
Sidecut Dep.
25 mm
Cam.
2 mm
Stance Width
520-600 mm
PRICE
¥158,000(税抜)
ご注意
実際の商品とカラー・デザイン・仕様が異なる場合があり、予告なく変更することがございます。

FUNCTION

ACCEL CAMBER

アクセルキャンバーは1998年玉井太朗によってデザインされ、2000年にはテスト先行販売、01-02モデルに加わったSPEEDMASTERに搭載されたデザインであった。従来のキャンバー(ベンド)はターン時にエッジ全体に同じプレッシャーを与えてよりスムースで安定したカービングやターンを実現しようというものである。ボードの前後にある最大幅の約3cmセンター寄りまでアーチ状にキャンバーが入っている。このキャンバーを加重して雪面に押し付ける事によってターンを可能にする。スキー場のような2次元的(平面的)な滑走斜面や堅い雪面(アイスバーンや締まって硬化した雪面)では有効だが、新雪や深雪、または3次元的な自然の地形では進行方向とは反対の方向に反っている事で、かえって引っ掛かりやすく自由な動きを損ねるというデメリットがある。

GENTEMSTICK アクセルキャンバー はその引っかかりを無くし深雪や新雪でもボード先端が雪の中に潜り込まず、自然な浮力を得るようなポジションになるという画期的なものだ。ライダーが自然なポジションで雪面に立った時にボードの形状が最高の滑走性能となるよう開発された。ノーズ最大幅から前足の辺りまで反りが全くなくフラットで前足辺りからテール最大幅3cmセンター寄りまで、アーチベンドの反りが入っている。(アーチ状のピークは後ろ足辺りとなる。)ライダーがボードの上に乗り雪面に立ち上がると、アーチベンドが潰され前足辺りからノーズ部分が雪面に触れているだけ、または少々持ち上がる状態になる。この状態はボードの滑走性能を最大にするためのポジションで、スキーの滑降競技などでの最高速を出すためのポジショニングも同様である。

アクセルキャンバーはA、B間にアーチ状のベンドが入っている。

後ろ足を踏み込んでボードがフラットになり、Cの部分よりノーズにかけて緩く雪面から浮き上がる。これによりボードの下を流れる雪との抵抗を極端に減らすのだ。

近年大手他社からもアクセルキャンバーに類似するシステムが発表されているが、アクセルキャンバーの様なボードセンターより後半にベントがあるシステムで重要なのは、ノーズに向かっていくロッカーのデザインである。オリジナル GENTEMSTICK アクセルキャンバーは、キャンバーが終了するポイントからノーズ最大幅までに特にこだわったデザインが施されている。重要な目的は、ノーズの雪面からの抵抗をなくす事である。

REVIEW

Neko / ニセコ 札幌近郊 / Hair dresser
_x000D_ 主にスキー場エリア内で使用。面ツルのパウダーも良いが、朝一のグルーマーが最高!ターンの質が気持ち良く、テールが良くしなるので、溜めの効いた粘りのあるロングターンで弧を描くように切れ上がっていく。沢地形や壁での動きもテールの使い方次第で自在。見た目以上に細かく動き、ツリーランも余裕でこなす。ブレーキ性能も高く、乗り心地が良く疲れない。初めて行く山に1本だけ持って行くなら、この安心感。_x000D_

_x000D_ 淡麗
_x000D_ パウダースノーでの安定感は勿論のこと荒れたボコボコの雪面でも自分がイメージするターンが可能。またスピードを出しても安定感が抜群で乗っていて怖いシーンが皆無。特にピステンバーンでのカービングは恐ろしいほどキレキレで彫刻刀で彫ったようなラインがたまらない。_x000D_

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