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2019-2020 MODEL

T.T 168

MEN

FLAT CAMBER

TT168はカスタムオーダーメイドとして2000年に製作された。レングス+40mm、ウエスト+10mm、ランニングレングス+20mmと一回り大きなTT modelである。

性能は他のTTと全く同様であり、長さ、大きさを求めるライダーが待ちに待ったボードである。

Model
T.T 168
Length
1680 mm
Running Length
990 mm
EF.edge
1195 mm
Nose Width
287 mm
Waist Width
257 mm
Tail Width
280 mm
Sidecut R.
13020/11640 mm
Setback
-17.5 mm
Tapered
3.5 mm
Sidecut Dep.
15 mm
Cam.
0 mm
Stance Width
510-590 mm
Front Foot
◯◯●◯●
◯◯●◯●
Rec. Stance
510 mm
Rear Foot
●◯●◯◯
●◯●◯◯
PRICE
¥147,000(税抜)
ご注意
実際の商品とカラー・デザイン・仕様が異なる場合があり、予告なく変更することがございます。

FUNCTION

FLAT CAMBER

古典的なボトムデザインだがスキーのテクノロジーを取り入れた1980年代後半に消滅したデザイン。GENTEMSTICK ではこの「フラットキャンバー」こそがスノーボードの古典的オリジナルボトムデザインと位置づけ初代MOSS TTmodel時代よりスノーボードデザインの象徴として採用し続け、その性能を研き続け、完成の域に達している。

従来のキャンバーはパウダーの中で加重がかかっていない状態ではノーズ部分に抵抗がかかり、ノーズが沈んでしまう現象が起きる。ノーズダイブを抑えるために後ろ足加重を余儀なくされ、テールだけでターンをするしか手がない事になってしまう。 同じ事が3次元の自然地形でも起こりうる。例えば壁のトップで加重がかからないターンをする状況の場合、ボードが地形に対して逆に反っている形になり、前足より前部分のレールやエッジが狙っているラインとは違った方向にかかってしまうためにやはり後ろ加重を余儀なくされる。回避するためには、後ろ加重もしくはエッジを効かせたターンをしなければならなくなり、ラインの自由度が失われる。

これは3次元地形を滑るためのスノーボードのデザインとしてナンセンスである。しかしながらこれらのシステムはスキーのノウハウから生まれたものであり、このノウハウを取り入れながら、3次元地形でもっと自由に動き回る事が出来るシステムがこのフラットキャンバーである。加重がかからないターンの無重力感、深いターンの後半の抵抗のなさはフラットキャンバーの特徴である。

REVIEW

片柳 / 群馬 新潟 立山など / ガイド
ゲレンデ、パイプ、バックカントリーでの使用など楽しみ方は様々。 スピードのある大きなターンに、ターンの後半の伸びが気持ち良く、体を捻る感じがとても好き。 テールのパワーも同様、ジャンプも楽しい。 パイプでのボトムターンやエアターンも楽しめ、ゲレンデの壁を登る時の抵抗のなさが素敵すぎます。