PRODUCTS

2015-2016 MODEL

BIG FISH OUTLINE CORE

ACCEL CAMBER

ビッグフィッシュアウトラインコアはノーマルとは違う構造で、バンブーストリンガーを採用。より粘りのあるトーションとノーマルビッグフィッシュよりは若干固めの設定となる。この手の板にありがちなパウダー専用ボードとは一線を画し、グルーマーのカーヴィングにも最高のフィーリングを提供してくれる。この点がシリーズの最大の特徴であり、gentemstickが革新的だと言われる所以である。_x000D_
Model
BIG FISH OUTLINE CORE
Length
1630 mm
Running Length
1071.5 mm
EF.edge
1175 mm
Nose Width
344 mm
Waist Width
287 mm
Tail Width
304 mm
Sidecut R.
9200 mm
Setback
48.8 mm
Tapered
20 mm
Sidecut Dep.
28.5 mm
Cam.
4 mm
Stance Width
520-600 mm
PRICE
¥148,000(税抜)
ご注意
実際の商品とカラー・デザイン・仕様が異なる場合があり、予告なく変更することがございます。

FUNCTION

ACCEL CAMBER

アクセルキャンバーは1998年玉井太朗によってデザインされ、2000年にはテスト先行販売、01-02モデルに加わったSPEEDMASTERに搭載されたデザインであった。従来のキャンバー(ベンド)はターン時にエッジ全体に同じプレッシャーを与えてよりスムースで安定したカービングやターンを実現しようというものである。ボードの前後にある最大幅の約3cmセンター寄りまでアーチ状にキャンバーが入っている。このキャンバーを加重して雪面に押し付ける事によってターンを可能にする。スキー場のような2次元的(平面的)な滑走斜面や堅い雪面(アイスバーンや締まって硬化した雪面)では有効だが、新雪や深雪、または3次元的な自然の地形では進行方向とは反対の方向に反っている事で、かえって引っ掛かりやすく自由な動きを損ねるというデメリットがある。

GENTEMSTICK アクセルキャンバー はその引っかかりを無くし深雪や新雪でもボード先端が雪の中に潜り込まず、自然な浮力を得るようなポジションになるという画期的なものだ。ライダーが自然なポジションで雪面に立った時にボードの形状が最高の滑走性能となるよう開発された。ノーズ最大幅から前足の辺りまで反りが全くなくフラットで前足辺りからテール最大幅3cmセンター寄りまで、アーチベンドの反りが入っている。(アーチ状のピークは後ろ足辺りとなる。)ライダーがボードの上に乗り雪面に立ち上がると、アーチベンドが潰され前足辺りからノーズ部分が雪面に触れているだけ、または少々持ち上がる状態になる。この状態はボードの滑走性能を最大にするためのポジションで、スキーの滑降競技などでの最高速を出すためのポジショニングも同様である。

アクセルキャンバーはA、B間にアーチ状のベンドが入っている。

後ろ足を踏み込んでボードがフラットになり、Cの部分よりノーズにかけて緩く雪面から浮き上がる。これによりボードの下を流れる雪との抵抗を極端に減らすのだ。

近年大手他社からもアクセルキャンバーに類似するシステムが発表されているが、アクセルキャンバーの様なボードセンターより後半にベントがあるシステムで重要なのは、ノーズに向かっていくロッカーのデザインである。オリジナル GENTEMSTICK アクセルキャンバーは、キャンバーが終了するポイントからノーズ最大幅までに特にこだわったデザインが施されている。重要な目的は、ノーズの雪面からの抵抗をなくす事である。

REVIEW

岩見 / 会社員 / 白馬 北アルプス
_x000D_ ゲレンデ、リストアクセス、グルーミングからディープパウダーまでこれ一本で。_x000D_ 初代TT165の乗り味が大好きでしたが、なんとなく記憶の中のTT165の乗り味と近い。_x000D_ カーブ入り口のノーズの入りやすさから、後半にかけての切れと伸びが、高品質なバターナイフのようで最高です。