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T.T 160
MEN
FLAT CAMBER
GENTEMSTICKのフラッグシップモデルが世代交代を成し遂げた。1989年、ジブトリック全盛を迎えようとしている時代にデザインされたのがTT modelだ。
92年にテール部分のサイドカーブを直線的に、またテールロッカーをフラット気味に変更。1998年に軽量かつ反発力の高い組み合わせの芯材でリバイバル。ノーズロッカーとフラットキャンバーをつなぐラインの精度を上げてより抵抗を少なくする改良と、テールロッカーを更にフラットにし、ハイスピードライディングにも耐えられる改良を実施。その後グラスファイバーの変更とバースウッド材への変更を経て現在に至る。
現在主流のボードと比べ、ウエスト247mmの細めのTT165classicがフルモデルチェンジとなり、ライディングフィーリングはそのままに、新型TT160が10-11モデルで登場。ライディング技術の向上、雪質の変化、ブーツサイズの変化、製造クオリティーの向上等、現在の状況に合わせリサイズされ、更なる取り回しの良さを実現した自信作である。
- Model
- T.T 160
- Length
- 1600 mm
- Running Length
- 942 mm
- EF.edge
- 1138 mm
- Nose Width
- 287 mm
- Waist Width
- 257 mm
- Tail Width
- 280 mm
- Sidecut R.
- 11500/10500 mm
- Setback
- -33 mm
- Tapered
- 3.5 mm
- Sidecut Dep.
- 15 mm
- Cam.
- 0 mm
- Stance Width
- 480-560 mm
- Front Foot
- ◯●◯●◯◯●◯●◯
- Rec. Stance
- 520 mm
- Rear Foot
- ◯●◯●◯◯●◯●◯
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FUNCTION
FLAT CAMBER
古典的なボトムデザインだがスキーのテクノロジーを取り入れた1980年代後半に消滅したデザイン。GENTEMSTICK ではこの「フラットキャンバー」こそがスノーボードの古典的オリジナルボトムデザインと位置づけ初代MOSS TTmodel時代よりスノーボードデザインの象徴として採用し続け、その性能を研き続け、完成の域に達している。
従来のキャンバーはパウダーの中で加重がかかっていない状態ではノーズ部分に抵抗がかかり、ノーズが沈んでしまう現象が起きる。ノーズダイブを抑えるために後ろ足加重を余儀なくされ、テールだけでターンをするしか手がない事になってしまう。 同じ事が3次元の自然地形でも起こりうる。例えば壁のトップで加重がかからないターンをする状況の場合、ボードが地形に対して逆に反っている形になり、前足より前部分のレールやエッジが狙っているラインとは違った方向にかかってしまうためにやはり後ろ加重を余儀なくされる。回避するためには、後ろ加重もしくはエッジを効かせたターンをしなければならなくなり、ラインの自由度が失われる。
これは3次元地形を滑るためのスノーボードのデザインとしてナンセンスである。しかしながらこれらのシステムはスキーのノウハウから生まれたものであり、このノウハウを取り入れながら、3次元地形でもっと自由に動き回る事が出来るシステムがこのフラットキャンバーである。加重がかからないターンの無重力感、深いターンの後半の抵抗のなさはフラットキャンバーの特徴である。

REVIEW
ヒデ / 長野 / スキー場関係者
ttのフラットキャンバーの踏み心地、エッジの切り替えしがまさにsurfingとリンクする所が最高です。またHAPPO BANKSなどでttで滑るとより深いボトムターンが出来てより楽しめます