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T.T 165 CLASSIC
MEN
FLAT CAMBER
TT modelは1989年にアウトラインがシェイプされ、90年に発表された。以降サイドカーブ、ボトムやテールロッカーの変更を経て現在に至るが、レングス、ワイズ共に当時のアウトラインを守り通してきたモダンクラシックデザインである。取り回しがよく非常に抜けのよい短いラウンドテール。シャープなスプレーをソリッドにブチ上げるポインティーノーズ。サイドカーブとロッカーラインが作り出す美しいアウトラインは、雪の上で自由自在にサーフするため、誕生以来、徹底的にスタイルを追求し、磨き続けてきた。如何なるコンディションでもこの一本で通し続けるハードコアースノーサーファーのためのGENTEMSTICKフラッグシップモデルだ。普遍であり、また新たな時代のアイコン。それが TTmodelなのである。
2017-2018 UPDATE
限定リリースした、TT165 CLASSIC SOFTFLEXのフレックスを採用しました。 TTシリーズの中でも、メンズラインとしてはウエストの細いボードなので、ライトウェイトのライダー待望のフレックスになります。 テールだけで無く前足からテールにかけての不等厚を変更し、ノーズのバタつきを起こさずに全体をしなやかにチューニングしました。 テールを踏み込むと、より一層しなやかな伸びのあるターンを追及できます。3D地形でTT独特の浮遊感を味わってください。
※TT165 women's flex は、さらに柔らかくなっています。
注意事項:TT modelはパウダー専用ボードではない。バンクやナチュラルパイプのような3次元的地形向けに設計されたボード。サーフェイスはパウダー、柔らか目のコーデュロイ、春のシャーベットと選ばないが、均一な雪質の条件で、面の良いスムースで抵抗のないコンディションになればなる程、他では得られない乗り心地を発揮する。テールの形状から、板の返しや抜けが非常に素早いのが特徴。
- Model
- T.T 165 CLASSIC
- Length
- 1650 mm
- Running Length
- 970 mm
- EF.edge
- 1174 mm
- Nose Width
- 277 mm
- Waist Width
- 248 mm
- Tail Width
- 272 mm
- Sidecut R.
- 12840/11450 mm
- Setback
- -20 mm
- Tapered
- 2.5 mm
- Sidecut Dep.
- 14.5 mm
- Cam.
- 0 mm
- Stance Width
- 450-530 mm
- Front Foot
- ◯●◯●◯◯●◯●◯
- Rec. Stance
- 490 mm
- Rear Foot
- ◯●◯●◯◯●◯●◯
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FUNCTION
FLAT CAMBER
古典的なボトムデザインだがスキーのテクノロジーを取り入れた1980年代後半に消滅したデザイン。GENTEMSTICK ではこの「フラットキャンバー」こそがスノーボードの古典的オリジナルボトムデザインと位置づけ初代MOSS TTmodel時代よりスノーボードデザインの象徴として採用し続け、その性能を研き続け、完成の域に達している。
従来のキャンバーはパウダーの中で加重がかかっていない状態ではノーズ部分に抵抗がかかり、ノーズが沈んでしまう現象が起きる。ノーズダイブを抑えるために後ろ足加重を余儀なくされ、テールだけでターンをするしか手がない事になってしまう。 同じ事が3次元の自然地形でも起こりうる。例えば壁のトップで加重がかからないターンをする状況の場合、ボードが地形に対して逆に反っている形になり、前足より前部分のレールやエッジが狙っているラインとは違った方向にかかってしまうためにやはり後ろ加重を余儀なくされる。回避するためには、後ろ加重もしくはエッジを効かせたターンをしなければならなくなり、ラインの自由度が失われる。
これは3次元地形を滑るためのスノーボードのデザインとしてナンセンスである。しかしながらこれらのシステムはスキーのノウハウから生まれたものであり、このノウハウを取り入れながら、3次元地形でもっと自由に動き回る事が出来るシステムがこのフラットキャンバーである。加重がかからないターンの無重力感、深いターンの後半の抵抗のなさはフラットキャンバーの特徴である。

REVIEW
ナラッチ / 北海道全般 海外遠征 / 山岳ガイド
札幌近郊にも、まだまだ誰も足を踏み入れない場所が点在しており、小さな冒険の相棒としてふさわしい1本。 北海道の山岳地帯の滑走シーズンは、長く、自然環境や斜面もひとつとして同じ状況がないなか、 板との会話を楽しみながら、斜面の課題をクリアして滑走していく喜びを感じられる1本。 165cmという適度な長さが、浮力を生み、森の中での滑走の取り回し易さは、信頼に値する。 常に雪崩の危険を考えながら行動するガイドツアーにおいて、 雪面へのストレスを軽減させるべく、短時間でトップスピードを実現する直進性の良好さは、他にはないだろう。 一方で、山中に現れる大斜面へのロングターンや、ツリーランの小回りへの素早い対応をも兼ね備えた滑走性が嬉しい。
ワジ / ニセコ
ニセコの山を滑る。 自分で板をコントロールしている感じがいい。沢底からの上り、上りからの下り、沢最高です。 早いスピードのカービングも安定し、板のしなりかたが好き。切れ味いい包丁みたい・・ 自分はいつも165。まだまだ深く付き合いたい板です。
Kage / ニセコ / Photographer
シーズン初め用、ハイシーズン用、春用などと複数本所有し、全てのシチュエーションで使用している。 この板はコーナーバンクがあるような沢ではとにかく最高! またモナカ雪等の悪雪でも接地面の少なさ、細さ、引っ掛かりの少なさ故にうまく逃がす事が出来る。 そしてなによりもこの板の引っ掛かりの少ない、切れ味鋭い刃物のようなターンが好きで使用している。 職業柄物凄く狭いツリーランを強いられる機会も多いが、非常に小回りが利き、斜度がほとんどない所でもちょっとした起伏に合わせて前足を踏めば、ドンドン加速させられるので非常に便利。 TT165は浮力がないと言われているが、体重62kgに20kg前後のカメラバックを背負って、毎日ニセコのディープパウダーを滑っているが不満を感じない。ディープパウダーから悪雪まであらゆるコンディションに優れていて、僕にとっては非常にオールマイティな板であり、これ一本で充分なのだ。
JET / ニセコ 長野 岐阜 兵庫など / 飲食店経営者
林、森、壁(バンク) 、などオールラウンドに使用するが、中でも特に3D地形の沢にはオススメ。フラットキャンバーで切り返しが超早い!! このボードに出会いSnowlifeの世界が広がった。太朗さんAZS!!
さとる / 日本 / 164 cm / 64 kg / 25 cm
初めて乗った時からフィーリングがあったのかどの板よりも乗っている時間が長いです。
思った通りにターンが出来た時の気持ち良さ、壁での切返しは抜群です。
手放せない板になっています。